10 トークフローチャート:営業10の厳選プログラム

インターフォンを押した瞬間から、契約を頂いて、お礼を言って、帰る時まで全ての会話は計画的である必要があります。

世間話は、人間関係を築くうえで必要なものと考えて、臨機応変に変えていくものですが、それ以外の会話は全て計画通りである必要があります。

車で遠方の目的地へたどり着こうとすれば、当然に地図を見て、どうゆうルートでどの辺までいつまでに着いて、どこで休憩するかなどをシミュレーションするのは当たり前ですよね。

カーナビはあるけれど、全く地図を見ないで、まかせっきりということはないはずです。

しかも、計画を綿密に立てれば立てるほど、予定通りにたどり着ける可能性は高いでしょう。

営業マンなら、ありとあらゆるトークの枝葉まで想定して、

「Aと言われたらBと応えよう」

「YESならC」

「NOならD」

などと全ての会話をあらかじめ決めておくことです。

経験が浅いうちは、「初めてそんなこと言われたわ」というお客様の声も多いでしょう。

しかし、それに対して、「次同じことがあったら何を言おう」と考えることが重要です。

その繰り返しで、たった数ヶ月でどんなに話が横にそれても、全て経験済みのトークとトークフローチャートが出来上がります。

これを作っていくか、そのまま流してしまうかで、数ヵ月後には大きな差となって表れます。

ですから、まず、日頃から「何と言って断られているか」からメモしていくことから始めましょう。

また、トークフローチャートは完成することはないので、常にインプットとアウトプットを続けることが大切になります。

お客様も十人十色です。

しかも世代により反応も違います。

Aと言われてBと切り返したけれど、どうも反応が悪くなったと思ったら、今度はAと言われたらCと言ってみよう、そのときどんな反応をするか、その反応を集めよう。

このように常に研究を積み重ねることで、常にトップを取り続ける営業マンになれるのです。

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