4 引きトーク:営業10の厳選プログラム

「押してもだめなら引いてみな」とよく言われますが、営業においてもこの「引く」というテクニックは非情に」有効な手段なのです。

「無理にお願いするような事ではありませんので、関心がなければおっしゃってください」

という気持ちで攻めること。

人は、たくさんあるもの、いつでも手に入るものには価値を感じません。

「話だけでも聞いて下さい。お願いします」というスタンスでは、多少趣味があっても

「今決めよう」という気にはなりません。

「ここで断られたら、二度とチャンスはない」と思うと、逆にさほど関心がなくても

「話だけでも聞いておくか」と思うようになります。

いい商品であれば、「押し売り」しなくても売れます。

「押してくる」以上は、「何かあるのでは」と怪しまれてもしかたありません。

「どうしても購入したいというお客様はたくさんいます」という、ややお客様を突き放すことで、商品の価値が高まるのです。

ただし、勘違いしないでください。

「引く」と「横柄になる」とでは大きな違いがあります。

あくまでも、さわやかで感じのいい人だと思われる立ち居振る舞いが必要です。

また、一度引きトークを使ってしまったら、押しトークを再度使うことは基本的に不可能になりますので、使うからには覚悟を決めてください。

強く、勇気にあふれ、自身に満ちた営業マンからお客様は購入するのです。

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